今回は歯内療法から、非常にベーシック内容です。
必修問題対策で、確実にイメージをつけていきましょう。
新作
暫間的間接覆髄法の主な目的はどれか。2つ選べ。
a 歯髄の乾屍
b 歯髄の血流回復
c 修復象牙質の形成
d 感染象牙質の再石灰化
e デンティンブリッジの添加
正答 c d
今回は歯内療法から、非常にベーシック内容です。
必修問題対策で、確実にイメージをつけていきましょう。
新作
暫間的間接覆髄法の主な目的はどれか。2つ選べ。
a 歯髄の乾屍
b 歯髄の血流回復
c 修復象牙質の形成
d 感染象牙質の再石灰化
e デンティンブリッジの添加
正答 c d
元々は、基底細胞母斑が一番、特徴的な所見だったので、この疾患の名前になったのだと思いますが、症候群として併発する症状が多すぎて、覚えづらいですよね。私は以下の様なイラストでビジュアル的に覚えています。5回ぐらいかけばすぐ覚えられますよ。言葉の羅列よりかはよっぽど脳の負担が少ないです。(超雑でごめんなさい…)
顎変形症の外科手術はよくやるのが、下顎はSSROと上顎 Le Fort Ⅰ型 なので、その2つはよいんですが、他の術式も覚えなくてはいけないです。しかも、開発した人物名の別名もあるので、結構わかりずらいです。
ちなみに抜歯をするのは、歯列の途中で骨切りする以下の3つです。これらは骨格性の開咬の治療など臼歯部には問題がない場合や、上下顎前突症のクイック矯正、などで行われたりします。
究極にシンプルにまとめたので、一度、書き写すだけでも違ってくると思います。
下顎枝矢状分割術 SSRO(Obwegeser- Dalpont)
下顎骨垂直骨切り術 IVRO(Robinson法)
下顎枝水平骨切り術(コステカ法)
下顎骨体一部切除術(Dingmann法)=両側4の抜歯!骨体部全部切って後ろにずらす。歯槽骨だけ切るのはKole法
下顎前歯部歯槽骨骨切り術(Kole法)==両側4の抜歯!歯槽骨のみ切って後ろにずらす。上顎ver.はWassmund法。骨格性の開咬等によい。
上顎歯槽骨骨切り術(Wassmund法)==両側4の抜歯!歯槽骨のみ切って後ろにずらす。下顎ver.はKole法。骨格性の開咬などによい。
生化学で基底膜の成分をしっかりおぼえなくちゃいけないですけど、ややこしいですよね。
今回はそれを図とイメージで一発で覚える方法をお教えします。
まずはこの問題から。
102B-27
細胞外マトリックス分子で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ピアルロン酸は高度に硫酸化されている。
- グリコサミノグリカンは分枝状糖鎖である。
- アグリカンは軟骨プロテオグリカンである。
- パールカンは基底膜プロテオグリカンである。
- デコリンは グリコサミノグリカン鎖を2本もつ。
正答 3,4
今回はこの問題です。
新作1
35歳の男性。右側上顎側切歯の根尖部と口蓋部に波動を触れる。
上顎の嚢胞の診断で右側上顎側切歯の歯根端切除術と副腔形成術を行うこととなった。
正しい切開線はどれか。1つ選べ。
正答 ウ
新作2
同じ診断で、歯根端切除術と摘出閉鎖術を行う場合、
正しい切開線はどれか。1つ選べ。
正答 ア
Partsch Ⅰ法とⅡ法の違いを理解している人は多いと思います。
開窓術なのか、摘出閉鎖術なのか、そのことは有名ですよね。
では、その時の切開線をどうするのか、把握している人は少ないのでしょうか。
歯根端切除術を行うので、基本的には唇側から攻めることになります。
口蓋側からは歯根端切除がやりずらくて、難しいです。よって選ぶべきはどちらも唇側の切開線です。
また、新作2のほうは、摘出閉鎖術なので、ア=バスムンド切開とイ=パルチ切開、どちらも適用なはずですが、歯肉縁から、5mm以上切開線が取れない場合は、パルチ切開線をすると血流が取れなくなるため、バスムンド切開をおこなうことになります。バスムンド切開は、歯肉退縮のリスクがあります。
以下のようにまとめることができます。
よくわからないけど、調べる気にもならない単語、をおいかけることは重要です。
今回はこの問題。
104C-60
産業歯科保健で正しいのはどれか。1つ選べ。
- THPは 労働者の健康保持増進を目的としている。
- 職業性の歯の酸蝕症治療は健康保険の対象となる。
- 産業医学基礎研修を受講しなければ産業歯科医になれない。
- 特殊健康診断を行った歯科医師が業務上疾病の認定を行う。
- 歯科医師による特殊健康診断は年に1回行うことが定められている。
正答 1
吸入麻酔の導入の速さについて、イメージしづらく、
ちょっとややこしいので、なかなか知識が定着しません。
今回は、この問題です。
101B-74
吸入麻酔で導入時間が短くなるのはどれか。1つ選べ。
- 心拍数の増加
- 心拍出量の増加
- 収縮期血圧の上昇
- 肺胞換気量の増加
- 機能的残気量の増加
正答 4
MAC値のゴロをまとめました。
ハロタン:0.75%
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ハロー!タンポン、オナゴの日
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笑気:105%
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東郷は笑わない
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セボフルラン:1.71%
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お歳暮は、フルラン、以内
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イソフルラン:1.15%
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磯野カツオはいい子
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デスフルラン:6%
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無理です
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Ⅱ級ゴムとⅢ級ゴムの作用についてトリッキーな聞き方をする問題が増えてきました。
今回はこちらの問題です。
108C-59(改)
Ⅱ級ゴムの作用による変化はどれか2つ選べ。
- 上顎前歯の圧下
- 上顎骨の成長促進
- 下顎骨の成長抑制
- 下顎骨の後下方回転
- 下顎前歯の唇側移動
正答 4,5
とにかく病理写真をたくさんみましょう。
質より量だと思います。
1枚の病理像をどれだけ詳しく説明できるようになっても、
問題では同じ写真はでません。
教科書は購入されていると思いますが、それでも病理像の写真すごく小さかったり、
複数の症例の病理像が載っていることはまれだと思います。
病理像アトラスが必要です。
とにかく、同じ疾患についてできるだけたくさんの量の病理像をみて、
なんとなくの感覚で、違いがつかめるようになることが重要です。
もちろん、需要な所見のキーワード、
棘融解だったり上皮真珠だったり、上皮の柵状配列だったり、リンパ球の帯状浸潤だったり、
必須のものはその病理像でどこがそれにあたるのかを把握しておく必要がありますが、
あまり深追いせず、とにかく手元にたくさんの写真に触れて、
できれば、定期的に見直せるように疾患ごとに写真をまとめておけるとベストです。
今回はどこでいい病理像が見れるのか、私のオススメのソースを
ウェブサイト、書籍など含めて書いていきます。
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