抗真菌薬のゴロ
「ミカのアナにトリコ。フルチンでナゾール」
- ミカファンギン(βグルカン=細胞壁、合成阻害)
- アムホテリシンB(ポリエン系、細胞膜を破壊)
- ナイスタチン(ポリエン系、細胞膜を破壊)
- トリコマイシン(ポリエン系、細胞膜を破壊)
- フルシトシン(DNA合成阻害)
- アゾール系=ミコナゾール、フルコナゾール(エルゴステロール=細胞膜、合成阻害)
Streptococcusとα、β、γ溶血についてまとめました。
3.とは違い、血中には入らず、局所にとどまる。
この分類の「細胞」とは、「マクロファージ」のこと。
マクロファージに寄生し、2.とは違って、血中に入り、全身に広がる
石けんには2種類ありますね、普通石けんと逆性石けんです。
後者は消毒剤として、歯科医師国家試験的にはきちんとどの微生物に有効なのか、粘膜に使えるのか、など記憶して置かなければなりません。
ただ、覚えるのではなく、それぞれどんな特徴を持ったものなのか、簡単に知っておくと記憶の定着が良いです。
一般的に石けんと言えば、油脂から作られた
界面活性剤(主に脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム)で
油汚れを落としたり、細菌の細胞膜を破壊したりする。
洗浄力が強い!けど殺菌力はすごく弱い。
シャンプーで洗うと、汚れが落ちるが、
髪の毛が陰イオンに帯電するので、ごわついたりする
そこで逆性石けん(リンス)を使うと、陽イオンにより、
中和できてサラサラになる。
逆性石鹸は界面活性作用が低いため、洗浄力では劣るものの、強力な殺菌作用を持つ。
細菌表面は陰イオンにチャージしてるので、逆性石けん(陽イオン)がくっついて殺菌できる。
しかもその殺菌能力に持続性がある。
殺菌力は強力だが、洗浄力がないので、汚れを落とすことはできない。
=塩化ベンゼトニウム
=ヂアミトール、ネオステリングリーン(粘膜OK)
また、似たものとして、同レベルの消毒薬にクロルヘキシジンもありましたね。
こちらは粘膜使用がダメなので、きちんと違いを把握しておきましょう。
商品名と一緒に覚えておくと、実習でやっていたことと紐付けられ感覚的に理解できます。
=コンクール、マスキン(含嗽のみOK、日本では粘膜NG、歯周ポケット消毒NG)
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