産業歯科保健

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よくわからないけど、調べる気にもならない単語、をおいかけることは重要です。
今回はこの問題。

104C-60

産業歯科保健で正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. THPは 労働者の健康保持増進を目的としている。
  2. 職業性の歯の酸蝕症治療は健康保険の対象となる。
  3. 産業医学基礎研修を受講しなければ産業歯科医になれない。
  4. 特殊健康診断を行った歯科医師が業務上疾病の認定を行う。
  5. 歯科医師による特殊健康診断は年に1回行うことが定められている。

正答 1

 

1は当たり障りない文章だけど、これだって自信持って選べる感じではない。保留。
2 は労災保険なので、✕
3 は「産業医」ならそうなんですが、歯科医は会社全体のことみることもないので、必要ない。ということで✕
5 は年2回なので✕。ちなみに普通の健康診断は年1回です。
4 は「診断」が歯医者で、「認定」は労働基準監督署の所長らしいんですが、、、、労働基準監督署ってなんだろう。。。とりあえず✕

ということで正答は1になります。

4を自信持って消せるかどうかが、1を正解に残せる大きなポイントになってきます。

 

労働基準監督署とは?

労働系の行政は、3段階で、おおまかに、国、県、市、レベルで、それぞれ
厚生労働省労働基準局、都道府県労働局、労働基準監督署、があります。
労働基準監督署は全国に約350あり、一つの県に7つ位ある計算。
便宜上、市のレベルということにして説明します。
この労働基準監督署が、僕達、労働者が問題あった時に駆け込む窓口です。
第一線で仕事するプレーヤーで、他の上の組織は下を束ねたり調整する役割です。

仕事中に怪我しちゃった時、どこに言いに行けばいい?

労働基準監督署は
労災とか労働基準違反とかの問題を最前線で解決している窓口です。
とりあえず、なにか問題あったら労働基準監督署に言いに行けばいい。
労災の疾患の「診断」は歯科医ですが、最終的な「認定」は労働基準監督署の所長が行う。

原発の作業で、白血病になったという人が労災認定受けていましたが、
医者が白血病の診断をして、この労働基準監督署の所長が「労災認定」を行ったわけです。

 

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