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    Categories: 解剖

顎動脈の枝が覚えづらい

顎動脈の枝
顎動脈の枝は本当に何度やっても忘れてしまいます。大きく3つのブロックにわけわれていて、
 
  1. 下顎枝部:下顎枝と耳の方
  2. 翼突筋部:咀嚼筋と頬筋の栄養
  3. 翼口蓋部:それ以降の口蓋と眼窩下
 
と大雑把に3つにわけて捉えることが重要です。下にあるイラストを5回ぐらい書くと結構頭に入ります。でも数ヶ月後には忘れてしまいます。国家試験の1ヶ月前ぐらいに衛生の暗記系(健康日本21の目標値)とかを覚えるのと一緒に一度やっておくのが良いかもしれません。

顎動脈は「上方・内側」へ進んでいくので、イメージが持ちづらいです。内側って、どんどん複雑な奥に隠れていってしまうので。下顎枝の裏側へ、頬骨弓の裏側へ、翼口蓋窩の奥の方へ、、、なかなかわかりやすい絵がかけないのが我々を苦しめるポイントだったりもします。

 
3つのブロックをしっかり意識しながら、次はそれぞれにブロックに所属する細かい動脈の名前を覚えていきます。主なものを上げていきます。

1.下顎枝部:下顎枝と耳の方
  • 深耳介A
  • 前鼓室A
  • 中硬膜A
  • 下歯槽A

 

2.翼突筋部:咀嚼筋と頬筋の栄養

  • 咬筋A
  • 深側頭A
  • 翼突筋A
  • 頬A
 

3.翼口蓋部:それ以降の口蓋と眼窩下

  • 後上歯槽A
  • 下行口蓋A
  • 翼突管A
  • 眼窩下A
  • 蝶口蓋A

 

 

顎動脈の枝
 
  1. 下顎枝部:深耳介A、前鼓室A、中硬膜A、下歯槽A
  2. 翼突筋部:咬筋A、深側頭A、翼突筋A、頬A、
  3. 翼口蓋部:後上歯槽A、下行口蓋A、翼突管A、眼窩下A、蝶口蓋A

 

 

 

 

今回は以上です。

 

 

 

 

takao11sep: