今日はこの問題です。
正答 c
例えば、この問題で、「種子骨」ではなく、「橈骨骨端の癒合はいつか?」と問われたらいつになると思いますか。
・
・
・
・
答えは eです。
このあたりは「必修」で激アツなパートです。十分すぎるぐらい準備して、きちんと覚えましょう。成長のピークはうまくまとめないと暗記の量が増えるの、私は以下のようにまとめています。
覚えるための3つのポイント
- ピークの前は「小粒の骨、2つ」
- ピークをもちあげるのは、「フック」だ!
- 成長の完了は「最後に蓋を閉じる」ように「2つの骨端の癒合」
1.成長のピーク前 は「粒状の骨、2つ」
- 種子骨(=1年後にピーク→種をまいて準備)
- 豆状骨(=ピークの直前→種から豆ができた!)
成長のピーク前に関しては、小さな粒状の骨、2つ、つまり、「種子骨」と「豆状骨」が登場します。それぞれ、
「準備のために、種をまいて、豆ができた!」
みたいに覚えています。
2.成長のピークを持ち上げるのは「フック」でひっかけるように
- 有鉤骨のフック像(=ピークと一致→フックでピークをもちあげる)
- 初潮(=ピークはたった今終わりました)
ピークは、グラフが本当にきれいにつり上がってますよね、これをフックで引っ掛けて持ち上げている、というイメージで覚えています。有鉤骨にフック像が見えてくる頃が成長の加速度が一時的にかなり増加します。女性の方は、初潮があると、成長のピークが終わったことがわかります。
3.成長の完了
- 中指(なかゆび)の中節骨の癒合=思春期の終わり
- 橈骨骨端の癒合=身長はもう伸びません
成長の完了を示すのは、上記の2つです。「最後に蓋を閉じる」ように「2つの骨端の癒合」が起きます。中指=第三指の中節骨の骨端は、手の指の中で一番最後に閉じます。ここが閉じると思春期が終わったことを意味します。まだ、少し成長があります。
最後の大きな蓋、それは橈骨の骨端です。ここが癒合すると、もう身長はほぼ伸びないことが知られています。